遺産相続>相続を開始時に確認する事

○争いの勃発

葬儀の間、家族は悲しむ暇もないとは言いますがその通りです。
あっと云う間に過ぎ去った葬儀の後には、遺産相続の時期がやってきます。
葬儀から争議です。

別居先からいきなり出てきた母の主張は、遺産の全部もしくは日本の分割割合に則って全遺産の
半分が自分のモノだと言いはじめす。
夫婦ゲンカも父に言わせれば、経済観念の薄い愚妻ですが、母に言わせれば「ケチオヤジ」です。
片一方の配偶者が死んでしまえば、言いたい放題となってしまいます。
いまさら過去の夫婦喧嘩の話を聞かされても何の役にも立ちません。
自分の権利だけを主張する人というのは、得てして支離滅裂で、しかもしつこく食い下がるものです。

はたまた、姉は「親の財産目当てに父親を引き取って同居したのか」と私にイヤミたらたらです。
「あんたたちは私の言うことに従えばよいのヨ」 という論調です。
私はあきれて口あんぐり。
父親を放って置いた方がよかったのだろうかと、真剣に後悔してしまいます。

重要な事は、親を看取ることはよい事ですが財産の所有者が亡くなるとそれは相続人の共有財産と
自動的になるのです。

先ず相続人は、法的にどの程度の割合で権利を有しているかを確認してみては同でしょうか。
基本知識として、そのような意識からスタートしてみてるとよいでしょう。

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